こんにちは。
今回は一人暮らしの話です。
発達障害の人にとって、一人暮らしはやっぱりハードルが高いです。ある程度の収入がないと出来ないし、計画的に家事をこなさないと快適な居住空間を維持することはできません。
でも、だからこそ一人暮らしには成長出来る要素がたくさんあります。多少無理してでも経験する価値はあると思います。
僕は一人暮らしを初めてもう6年です。
最初は苦労しましたが、今ではそれなりに家事もこなしつつ、少しずつ家計管理も出来るようになりました。人間的にめちゃくちゃ成長出来たんですよね。
これから一人暮らしをする発達障害の人に、少しでも参考になればと思って、経験談も交えつつアドバイス出来たらと思います。
初期費用は50万円
いきなりどん底に突き落とすような見出しにしてしまいましたが、初期費用は50万円程かかりました。僕の場合は。
その詳細はざっと以下です。
- 家の敷金・礼金
- 引っ越し
- 家具・家電購入/配送費
- その他日用品 etc.
また一人暮らし一年目は、食費等でついコスパの悪い買い物をしてしまい、どうしても生活費が赤字になりがちです。
出来れば引っ越し後の生活費のために、+30万円程あれば尚いいでしょう。
僕は父親に初期費用を出してもらいました。本当に運が良かったです。
引っ越し前後3ヶ月はタスク管理を徹底しよう
引っ越し前後は、もうあらゆる手続きが発生します。
- 賃貸契約
- 引っ越し業者とのやりとり
- 住所変更
- ガス
- 電気
- ネット etc.
思いつく限り書いてみましたが、人によってはまだもっとあると思います。
引っ越し当時の僕は、この手続きの洪水でもう完全に頭がパンクしてました。
それも当然でした。全然タスク管理をちゃんとやってなかったんです。
タスク管理ツール等で、徹底的に引っ越しに関する全ての作業をリスト化しましょう。
タスク管理はTrelloがおススメです。
毎月のあらゆる支払いは出来る限り自動引き落としにしよう
僕の一人暮らし1年目の家計管理はめちゃくちゃ酷かったです。
僕は、家賃は引き落としになってると勘違いして(実際は振り込まなきゃいけなかった!)半年くらい家賃を未納にしてしまってました…!
また、電気代・ガス代・市民税・国民年金の支払いも、自動引き落としにせず、毎月コンビニに払いに行ってたんです。
催促が来て後からちゃんと払えたから良かったものの、年金を払い忘れた事が何度かありました。
出来るだけ現金の出番を減らす事を意識しよう
毎月の決まった支払いは、出来る限り自動引き落としにしましょう。
毎回振り込みに行く、コンビニに払いに行くとか時間と労力の無駄でしかないです。払い忘れるリスクも発生します。
僕は今は、毎月振り込みに行くのは家賃くらいですね。後は全部引き落としにしてます。
加えてデビッドカードで毎日の買い物をするようにして、極力現金の出番を減らすようにしています。
そして残高は家計簿アプリもしくは銀行のアプリで、数値のみで管理する。
なるべく管理方法をシンプルにするのが家計管理のコツです。
部屋は狭い方がおススメ
僕は今6帖1Rに住んでいます。
狭さでいうとこれ以上の狭い家はなかなか無いんじゃないかってくらい狭いです。
部屋を選んでた当時は、バストイレ別ならどこでもいいやーって思って今の家にしたんですが、結果的に今の家にして本当に良かったと思ってます。
狭い家のメリットは以下2点です。
1.掃除しやすい
これは掃除が苦手なADHDの人にとって、特に重要な要素です。
家が広ければ広いほど、その分メンテナンスコストもかかります。
今の僕の家は狭いので、部屋/トイレ/風呂の掃除全部で1時間以内で出来ます。
元々ゴミ屋敷になる程掃除が苦手では無いのですが、それでもこの掃除のしやすさの恩恵は大きいです。
2.家賃が安い
当然建物面積が少ない程家賃は安くなります。
今の僕の家賃は共益費込で35,000円です。
大阪市内でこれはかなり安いです。
引っ越しした当時はまだ非正規社員で、今よりもっと収入が少なかったんですよね。
そのため、この家賃の安さのお陰でなんとかやってこれたと言っても過言ではありません。
やっぱりお金が大事。家事力は後から付いてくる。
一人暮らしだと、お金がピンチになった時の不安感は半端ないです。
- 出来るだけ初期費用を捻出する。
- 引っ越し後はなるべく低コストで暮らす事を意識する。
引っ越しするにあたって、この2つが本当に大事だと思います。
ちなみに料理とか洗濯掃除などの家事は、やってたらそれなりに出来るようになります。今の地点で全く出来ないとしても大丈夫です。僕も実家時代は全然家事なんてしてませんでした。
また何か参考になりそうな経験談を思いついたら更新しようと思います。