はい。就活で最も苦労した事です。
履歴書とかは、誤字っても時間かければ最終的には完成出来るんでまだ良かったですが、面接だけはもうどうしようもなかったです。
うまく受け答えできない → 凹む → 次もうまくいかなんじゃないか? → 余計緊張するようになる → うまく受け答えできない
の悪循環にハマってしまいました。
就活においての面接の流れは、大体は以下の2パターンに分かれます。
- 1. 会社からの質問に淡々と答える
- 2. 雑談形式
僕は両方困難でした。
会社からの質問に淡々と答えるパターン
まずこのパターンは、会社からの数種類の質問にちゃんと答えて、こちらがあらかじめ用意していた質問をちゃんと投げることが出来たらクリアと言えます(面接に通過するしないは別として)
志望動機など、ほぼ100%聞かれると分かっている質問ならあらかじめ言う事を用意できるのでいいのですが、よくある「自分を動物に例えると何ですか?またその理由は?」のような、あらかじめ聞かれる事を予想するのが困難な質問は、どうしてもうまく答えることができませんでした。
特に、1回の投げかけで、2つの質問が入っている場合は超苦手でした。
実際にあったのが「今まで挫折した事と、それを通じて学んだ事」という質問です。
(ぶっちゃけそれまでの人生そのものが挫折みたいな感じなんですけど…)
たしかそのときは、挫折した経験はサークルで人間関係がうまく行かなかったことを適当に言いました。
しかしその後の「それを通じて学んだ事」を言うのをすっかり忘れていて、面接官に「それで、学んだ事は?」と聞かれて、僕は某号泣議員みたいに「う~ん分かんないですっ!!」と叫んでしまいました。
この時の面接の後の凹んだ感情は今でも鮮明に覚えていますね。
ADHDには、このように瞬時に発言する事をまとめる事がとても苦手なのです。
雑談形式のパターン
このパターンも、やはり、「ちゃんと質問に答えなければ…」と自分自身にいっぱいいっぱいで、全然余裕なく臨んでいたので、終始空回りしていました。
比較的楽だったのは、面接官が調子乗ってよく喋る人の場合で、相槌さえしとけばよかったので、その時は上手くいく事が多かったです。
コミュニケーション能力が低い人はこれからどんどん仕事を奪われる
やはりビジネスでは、コミュニケーション能力が高い人が1番強いので、面接では難易度の高い質問を用意して、コミュニケーション能力が低い人間を振り落としてきます。
特にこれからは単純労働がどんどんAI(人工知能)に奪われます。人間に残される仕事は企画・提案などの、高いコミュニケーション能力を必要とする仕事の割合が高くなります。
僕も今WEBデザインの仕事をしていますが、今の会社はデザイナーもお客さんとコミュニケーションとらなきゃいけないので、お客さんとのやりとりの時は結構苦痛です。
最近無料ホームページ作成サービスもかなり進化してきてるし、AIもいつWEBデザイナーの椅子を奪うか分かりません。
これから発達障害の人はホントどーなるんでしょうね?
A型・B型作業所とか最近増えてるけど、あれもどれだけ効果のあるものなんでしょう?
ベーシックインカムがなければマジで生きていけなくなるんじゃないかなぁ?
ハードな人生だなぁ…