ADHDの人は、何かに対する依存症になりやすいと言われています。
原因は、脳内の快楽物質であるドーパミンが生まれつき不足しており、ドーパミンを生み出す為に快楽を与えてくれるものを常に欲してしまうからです。
僕の場合の依存
僕も依存は、子供の頃から現在も悩まされています。
最初に依存性が顕著に現れたのは、高1のときに初めて携帯電話を持ったのですが、その携帯でのネットサーフィンにどっぷりハマってしまいました。
たびたび当時のお小遣いを軽く超えるデータ量を消費してしまい、痛い目にあっていました。
今でも、スマホで無意味なネットサーフィンに没頭する事が多々あります。
20代前半では、恥ずかしい趣味なのですが、メイド喫茶にハマっていました。
大学で恋愛が上手くいかなかった事がきっかけで通い始めました。
普通の喫茶店くらいの料金で入れる事もあってつい通ってしまい、大分散財してしまいました。
あとはお酒ですかね。30歳になって1人酒はやめようと試みてるのですが、なかなか上手くいきません。
逆に、依存がいい方向に向く事もあります。
僕の場合はギターです。
未成年の頃はお金もなかったので、依存の対象がギターに向きました。
そのおかげで練習に没頭し、かなりテクニックを磨く事が出来ました。
対策
対策としては、自分の生活から悪い依存対象を排除させ、良い依存対象へシフトさせる事が有効です。
僕の場合、スマホ依存は、逆に依存性を利用して、非生産的なネットサーフィンの代わりに、このブログの記事を書いたり、勉強になるブログを見るようにしています。
メイド喫茶は引っ越しがきっかけで、よく行ってたお店が遠くなり、あまり行かなくなりました。
しかし、お酒は普段行くスーパーやコンビニにあるので、なかなか脱却する事は困難です。
ギターや記事作成などにシフトさせるようにするなど努力はしているのですが、なかなか上手くいきませんねw
依存は諸刃の剣
ADHDの依存性は諸刃の剣的なところがあって、良い依存対象を見つけたらすごい才能を発揮させる事がありますが、嗜好品やギャンブル、娯楽にハマり自分の首を絞めてしまう事もあります。
ちなみに父はヘビースモーカーでした。
おそらくたばこによって常に高いドーパミン濃度を維持して、なんとか仕事をこなしていたんでしょう。
ガンになって入院してもたばこをやめませんでした。
父の生前は、その様子を見て「たばこの依存性は怖いなー」くらいにしか思っていなかったのですが、たばこはある意味父にとって、頭の回転を維持させる薬だったんだと思います。
父にとってたばこはコンサータ代わりになっていたんだと、今になって理解しています。
※ADHDの治療にたばこを推奨するものではありません。ちゃんと病院で薬を処方してもらうことをおすすめします。