その4は睡魔です。
これは年々ひどくなってるような気がする症状です。
主治医も、ADHDの人は仮眠が多いって言ってはったんで、そこそこの数のADHD患者が悩まされている症状なのではないかと思います。
原因はやはりドーパミン不足です。
ドーパミンは覚醒作用もある物質なので、足りないと眠くなるのです。
最近の僕は、
夜は不眠症が発動して眠れない → 日中さらに眠くなる → コンサータで最低限の覚醒は保たれて仮眠がままならない → 夜は不眠症が発動して眠れない
という負のスパイラルに陥っています。
今回はあくまでADHDによる睡魔の症状に絞って自分の状況を紹介したいと思います。
意識レベルではどうしようもない睡魔
症状が顕著に現れたのは高校からです。とにかく授業中居眠りばかりしていました。
言い訳するわけではないですが、怠けてるとかそういうレベルじゃない強い睡魔が襲うんです。
意識レベルではもうどうしようもないくらい、強烈な睡魔でした。
しかもその上に家帰って昼寝してましたからねwおじいちゃんかっ?!って感じでしたw
高校の時はまだ怖い先生もいて、その時は緊張感が発生して起きていられる授業もありましたが、大学になると、誰も注意してくれないので、さらに居眠り癖がひどくなりました。
冒頭にも書いた通り、この睡魔は年々強くなっていってるような気がします。
今はコンサータを飲んでるのでなんとか仕事中の居眠りは免れていますが、それでも年々昼休み後の眠気が強くなってきてるような気がします。
コンサータ飲んでなかったら、絶対眠気で仕事どころじゃないですね。ソッコークビになってる自信ありますw
休日も、可能であれば仮眠を取らないと、夕方以降の用事が眠気でこなせなくなりつつあります。コンサータを飲んでいるにも関わらず、です。
日常生活での対策
仮眠
日常生活での対策の一つ目は仮眠です。
10分間、目を瞑るだけでも仮眠効果があるので、仕事の日は昼休みに必ず目を瞑って何も考えない時間を取るようにしています。
ガムを噛む
ガムを噛むと、顔周りの血流が促進され、結果脳に多くの酸素が運ばれ、眠気を覚ましてくれます。
最近は昼過ぎは必ずガムを噛んでいます。
昼食を抜く
仮眠に加えて、平日は昼食を取らないようにしています。
これはADHDの方以外にも経験があるかもしれないですが、昼ごはんを食べると、血糖値が上がって眠気が発生します。
僕の場合この昼食による睡魔が致命傷になるので、いっそ昼食を取らないという選択肢を選びました。
昼食を抜いた結果、
- 十分な仮眠の時間を確保出来た
- 痩せた
- 節約にもなった
- 内臓も休まりむしろ健康的になった
という、一石四鳥にもなりました。
そもそもオフィスワークで仕事してる分には、一日三食も食べる必要もないと思うんですよね。
まぁこれに関しては男女の差もあるし、簡単にオススメは出来ないのですが、節約やダイエットで悩まれてる方が居れば、思い切って昼食を抜くという方法も、検討されてもいいかもしれません。
コンサータを増やせばいいという話でもない
前職で仕事がきつくなった時に、コンサータの量を増やしてもらったことがありました。
一時期は最大54mg/日を処方されていました。
結果から言うと、増やせばいいという話でもありませんでした。
体感的には、必ずしもコンサータの量に比例して頭の回転が速くなる、眠気が取れる、という実感はなかったのです。
36mg以降は効果は横ばい、むしろ脳に負担がかかっている感覚が強くなったので、結局36mg/日に落ち着くようになりました。
睡眠に関してはこれからも対策に試行錯誤が必要そうです。