ストラテラは「エンジンオイル」みたいな存在

ADHD治療薬「ストラテラ」を服用しての効果・感じている事を紹介します。

ストラテラは、僕は26歳のときから飲んでて、今現在で4年半ほど服用を継続しています。
用量は、ここ1年は65mg/1日で落ち着いています。飲むタイミングは、朝に一気に65mg飲んでいます。

そもそもストラテラの薬理作用は?

一言で言えば「ドーパミン・ノルアドレナリンの再取り込み阻害によって、脳内の同物質の濃度を増やす薬」です。

ドーパミンもノルアドレナリンも、人間のやる気・意欲に深く関わっています。
それに加えノルアドレナリンは、怒り・不安・恐怖・緊張などの感情にも関係する物質です。
ノルアドレナリンの適度な分泌は、身体にストレスにうまく対処できるように働きかけてくれたり、仕事や人間関係などで適度な緊張感を生み、意欲・やる気を高めてくれます。

ストラテラは、コンサータのように即効性のある薬ではありません。数週間飲み続けて効果が安定する仕組みです。

効果が持続する時間は、継続して飲んでいると一日中効果が持続する事も特徴です。

副作用は、主に食欲不振・吐き気・頭痛などが人によって現れるようです。

実感

結果から先に言うと、実はあまり効果が分かりませんw
少なくともストラテラ単体では効いている感じがしません。効果が現れるのが滑らかな為、自分でも気づいていないだけなのかもしれませんが…

恩恵を感じる所があるとすれば、コンサータの効果の切れ目が多少滑らかになったような気がします。
それまではコンサータの効き目がなくなった時に強烈な眠気に襲われていましたが、それがちょっとマシになりました。

おそらくですが、コンサータによって増えたドーパミンを、ストラテラがさらに再取り込みを阻害し、よりドーパミン濃度を高めてくれてるのではないかと考えています。

以上の点から、僕にとってストラテラは、コンサータの潤滑材のような役割をしてくれる薬。といったところです。

副作用は、飲み始めて2週間ほどは軽い吐き気を覚えることはありましたが、そこまで気にならない程度でした。副作用があるということは、やはり多少はADHDにも効いてるんですかね。

一回中断する事も考えたんですが、中断して万が一仕事に影響が出たらどうしようという怖さと、とりわけ深刻な副作用もないので、服用を続けています。

僕にとってのストラテラ

なんとなくですが、車のエンジンオイルみたいに、普段からそこまで有り難みを感じていなくても、なくてはならない存在のものってあるじゃないですか。
ストラテラは僕にとってはそういう立ち位置の薬のような気がします。

コンサータがガソリンなら、ストラテラはエンジンオイルですね。
どちらも、やる気の素を生み出す為に欠かせないものになっているんだと思います。

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2017.05.14
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