子供を産みたくないと思うのは勝手だけど、産みたいと思う発達障害者を非難するのは間違ってる。そんな理屈がまかり通ったら人間以下の下等生物はみんな自殺しなきゃいけなくなるよ。子孫を残そうとするのは自然の摂理なんだからそれに正しい間違ってるもない。
— かめ太@ADHD (@kameta_adhd) 2017年6月18日
診断済みの発達障害者に対して、
- 「発達障害は遺伝性の障害なのになぜ子どもを産もうとするんだ?!」
- 「苦労する子供がかわいそうだ!」
などと批判する人がいます。
なんというか、間違ってるというよりは、人間がそんな事考える事自体おこがましくないですか?
そう思う根拠は以下の2つです。
1.生物は進化するもの
僕たちの先祖がサルだったように、僕たちも子孫が生まれる度に進化しています。
生物は繁殖する度に、基本的に酷使した部分が進化し、あまり使わなくなった部分は退化します。
例えば人間は効率的に狩りをするために二本足で立てるようになり、罠を仕掛けるなど高度な事が出来る脳になりました。
今の世代の人間は、インターネットの影響で過去にないくらい情報の洪水にさらされていて、人間の歴史至上最も脳に負荷がかかっていると言えるでしょう。
そうなれば当然子孫の脳はより進化している可能性が高いです。
僕も毎日仕事で苦手な電話もしてマルチタスクにさらされ、趣味のバンド活動もして、空いた時間でブログも執筆して…
これでもかってくらい脳を酷使しています。
なので僕がもし子供を産んだら、自分とは比べ物にならないくらい強い脳になってるんじゃないかって、割と楽観的ですw
発達障害なんて楽勝で克服してるかもしれませんよ。
まぁさすがに2世代だけではそう上手くは行かないかもしれないけど、そうやって自分の人生を懸命に生きれば、自分が頑張った部分はきっと子孫に受け継がれて強い生命になってくれると信じています。
仮に定型の人間が今地球で最も優れている生命体だとしても、長い長い進化の歴史に比べたら、定型と発達障害の差なんて100m走タイムの0.001秒差程度のものです。
発達障害の子孫が定型を追い抜く事だって十分にありえますよ。
下等生物のサイヤ人でもフリーザに勝てるってとこを見せてやりましょうw
2.僕でも何とかなってるんだから大丈夫
今の大人の発達障害者は、今の子供のそれとは比べ物にならないほど社会の理解もなく、過酷な環境で生きてきたはずです。
僕は、
- 22歳まで未診断
- 父親もおそらくADHD(未診断のまま他界)
- 10代の頃まで社会に発達障害という概念自体なかった
という環境で生きて来ました。
そのせいでいじめられたり、毒親に苦しめられたり、就職でつまずいたり…散々な目に遭ってきました。
それでもなんだかんだで今は正社員で働いて一人暮らし出来ています。なんとかここまで這い上がる事が出来ました。
僕に比べたら、これから生まれる発達障害者の子供は、
- 親が自覚してる事で早期発見が可能
- 適切なしつけもできる
- 社会も少しずつ認知が広がってる
と、はるかに生きやすい環境です。
親が自身の発達障害の症状と上手く付き合いながら、子供の特徴にもちょっと気にしといてあげれば十分です。
あとは力強く育ってくれます。
子供の生命力を信じよう
僕は母親から何かと
- 「あんたはADHDだから一人暮らしは無理」
- 「私のおかげでADHDのあんたでもここまで生きてこれた」
など、何かとADHDと絡めて僕の生命力を否定してきました。
それがどれだけ屈辱的な事か分かるでしょうか?
発達障害の子供を持つ人・これから子供を産みたいと思う発達障害の人すべてにこれだけは伝えたいです。
どうか子供の生命力を信じてあげて下さい。
それこそが子供の生命力に繋がります。
僕もまず結婚相手探しますw