今回はコミュニケーションがテーマです。
僕はとにかく会話、特に何気ない雑談が昔から苦手です。
ADHDが発覚する22歳以前はもうひどくて、何か話しかけられても「うん」「そやな」くらいしか言えない事も多々ありました。
頭の中では、もっと気の利いた事を言いたがってるんですが、どうしても言葉がアウトプット出来ないんです。
ADHDが発覚して、投薬治療をするようになってからは、いろいろ会話に対する意識や対策を考え、多少はマシになりました。
僕が普段会話・特に雑談で気をつけている事を紹介します。
1.相手の事に興味を持とうとする
やはり何と言っても最も大事な事ですね。興味がないと何も始まらないですもんね。
例えば、相手が自分の知らない仕事をしていた場合は
「1日の仕事の流れってどんな感じなの?」
「休みはカレンダー通り?」
「その仕事を目指したきっかけとかってあるの」
など、思いつく限りの事を聞くようにしています。
趣味だと、例えば相手が自分の知らないアーティストが好きな場合も同様に
「ライブとかにもよく行くの?」
「そのアーティストの代表曲って何」
などを聞くようにしています。
注意点は、尋問みたいにならずに気軽なノリで聞く事ですかね。
それを聞いて、さらに興味を持つかは自由だと思います。あくまで相手の事を知るためのやり取りです。
普段の出会いで、自分の事を聞かれて気分を害す人なんてまずいないし、それでいろんな事を知って自分の世界も広がっていくんですから、やっぱり意識して相手のいろんな要素に興味を持つ事は非常に大事だと思います。
2.あらかじめ話すネタを数点考えとく
長時間一緒にいることが分かっている時は、相手に会う前にこれをやっとくと後々楽です。
ネタの考え方は、相手がTwitterなどのSNSをやっている場合、最近のタイムラインをチェックして、
「この前旅行行ったんだって?」
「最近疲れてるみたいだけど大丈夫?」
など、内容に合わせてネタを考えるようにしています。
注意点は、相手が異性の場合やり過ぎるとストーカーっぽくなるので、チェックし過ぎに気をつける事ですね笑
SNSがなくても、「最近仕事忙しい?」や、共通の趣味があればその話など、考えればネタはあるはずです。
また、これを習慣にしとくと、ばったり知人と会った場合でも、話すネタのストックがたまるので、ある程度は会話を弾ませる事も出来ます。
3.なるべく同じ話題を引っ張る
せっかくのネタを短時間で終わらすのはもったいないですよね。どうせなら引っ張れるだけ引っ張るようにしています。
同じ話題を引っ張るには「連想ゲーム」が有効です。
例えば、会話が続かない例だと
「今日は暑いですね」
「そうですねー。」
と、これだけになってしまいます。
しかし、連想ゲームを取り入れると、
「今日は暑いですね」
「そろそろエアコンつけたくなるねー」
「俺昨日寝る時今年初めてエアコンつけたよー!」
「まじで?!俺も今日からつけようかなー」
このように「暑い」から「エアコン」を連想して会話を返すだけで、これだけ会話が盛り上がる可能性が高くなります。
「そうは言ってもパッと連想なんて出来ない」と最初は思うかもしれません。
でも連想は本当に適当で大丈夫です。
僕だと例えば、相手が僕の知らないアーティストの話をし出したとして、うろ覚えでも「FMでちらっと聴いた事ある!サビがキャッチーだよねー!」と、適当な事を言いますwうまくいけば相手がいい気になって語りだしますw
「適当じゃダメだろ!」って思われるかもしれません。しかし、大事なのは、正直に言う事ではなく、お互いが心地いい空間を作る事です。
悪意のある嘘はもちろん良くないですが、テンポの良い会話を継続させるには「嘘も方便」です。
4.一つの話題から派生した話題でさらに伸ばす
これは例えば、相手が嵐の大野くんが好きだとしたら、ある程度大野くんの話をしたあとに、「でも櫻井くんもかっこいいよねー」と広げると、それだけネタが長続きします。
特に、相手が職場や趣味のオフ会など、共通のコミュニティの仲間である場合、この「派生」を意識するととても有効です。
「最近アイツ頑張ってるなー」
「最近アイツと会ってないなー」
とか、共通の知人のネタでいくらでも話を派生させる事が出来るからです。
やはり共通の知人のネタは、最大のネタの宝庫です。これを使わない手はありません。
もし相手が初対面で誰も共通の知人がいない場合は、先例の嵐のネタのように、お互いに知っている芸能人の話などで話を引っ張る事ができます。
まとめ
僕も相手によっては、どうしても共通点を見つけられず、会話が弾まない事の方が多いです。
それでも少しずつ今回紹介した事を意識する事によって、少しは改善出来ました。
以前は会話を盛り上げなきゃ、と思うと、明石家さんまさんみたいなトーク力がないといけないと思っていましたが(ハードル上げすぎですねw)、実際はそんな事はなく、普段の地道な努力で、ある程度は対策出来る事がわかりました。
なので、会話が苦手な方も諦めずに、一緒に頑張りましょう。