学生の頃の勉強の話です。
振り返れば、コミュニケーション能力が必要な仕事や恋愛に比べたら、勉強は1人で黙々と出来るからまだ取り組みやすいものだったなー。
それでもADHDの症状が、学習に支障をきたしていた事は多々ありました。
ADHDはドーパミンの分泌異常の障害です。ドーパミンは学習意欲に直結するので、ドーパミンが正常に分泌されないのは学習においてめちゃくちゃ弊害になります。
中でも特に困ってた事を3つ紹介します。
1.集中力がない
まず集中力がなかったです。家で勉強を始めてもすぐゲームなど別の事をしたくなりました。
勉強してて気がつけば数時間経っていた、という事はほとんどなかったなー。ギター弾いてる時ならしょっちゅうあるけど。
授業も最後まで集中力を維持させるのが困難でした。
小中高は1授業60分未満でまだマシでしたが、大学は1授業90分に伸びてその分集中力を保つのが難しかったです。
2.居眠り・睡魔
高校以降から居眠りがひどかったです。その眠気がまた強烈なんですよ…
しかも家帰ってさらに昼寝してましたからね。あの断続的かつ強烈な睡魔は異常でしたね。
睡魔のせいで授業内容は聞きそびれ、家でも長時間勉強できず、クラスメイトとの差が開いていきました。
3.興味が持てない科目はとことん興味がない
興味が持てない科目に関しては全然興味が持てず、ホントに成績悪かったです。
僕だと古文と歴史がそれにあたりました。基本的に過去の事に興味持てないんすよねw
古文だとかろうじで「いとをかし」みたいな単語の意味は覚えられても、長文を読んで全体の文脈を理解するという事がついに最後まで出来ませんでした。
歴史も、こんな数百年前の事覚えてどーするん?って思ってからは全く学習意欲が湧きませんでした。
勉強は「苦手なことに興味を持とうとする訓練」
今では、もっと苦手科目にも興味を持つ努力をすれば良かったと後悔してます。
何事にも興味を持つこと・勉強する事はめちゃくちゃ大事!
これを社会人になって学習したからです。
例えば、良好な人間関係を作るのも、まず相手に興味を持つことから始まります。
また最近の例だと、スマホの格安SIMに興味を持ったおかげで、グンとスマホの月額料金を下げることが出来ました。
興味があると得をする事ってめっちゃたくさんあるんですよ!
勉強できる人が社会で成功するのは、ただ単に大卒でいい会社に入れるからという事ではなく、ちゃんとそういう理由があるんです。
興味を持つ力は、自分と周りの人間を幸せにする力につながります。
これを学生時代に気づけなかったことが本当に悔やまれるなー
今学生さんの方は、勉強は「苦手なことにも興味を持とうとする訓練」と思って是非頑張ってください。
そうは頭で分かっていても、ADHDの症状はほんと厄介なんですよね。
ほんとはADHDだからこそ、自分の生活を守る節約術や仕事力を日々勉強しなければいけないのに、そのやる気となるドーパミンが少ない故に勉強するのが億劫になってしまうんです。
振り返ると勉強に関してはやっぱり後悔が多いです。その分今から頑張るしかないですね。