2017年5月21日放送の、NHKスペシャル「発達障害プロジェクト ~解明される未知の世界~」見ました。
今回の放送で思った事は、
- やはり自分はADHDだという事
- もっと社会に正しく発達障害を認知してもらう為の努力が必要だという事
です。
やはり自分はADHDだった
番組で説明があった通り、発達障害は
- ASD(自閉スペクトラム障害)
- ADHD(注意欠陥多動性障害)
- LD(学習障害)
の3種類に大きく分類されます。
番組の内容と自分とを照らし合わせてみました。
感覚過敏について
自閉スペクトラムの特徴として紹介されていた感覚過敏ですが、これは僕にはそこまで当てはまらないような気がします。
しいて言えば音には敏感な方だけど、出演されてた人みたいに、スーパーなど同じ空間にいるのが耐えられないって程ひどくはないです。
ただ、うるさい喫茶店での会話が困難なのは僕にもあります。
相手の声に集中するのにそれなりのエネルギーを消耗してしまいますね。
不注意について
ADHDの症状の一つとして、授業中いろんなものに気が散ってしまうなどの「不注意」が紹介されていました。
あの再現VTRは超あるあるでした。あのVTR作った人は神ですねw
ホントこれ以上は説明要らずって程、VTRまんまでした。
学習障害について
紹介されていた、字の読み書きが苦手な方のように、ある特定の分野があそこまで極端に苦手というのは自分には無いのかなぁと感じます。
以上の照らし合わせで、やっぱり自分はADHDだなと思いました。
ちなみに、ゲストの栗原類さんの発達障害の特徴は、かなり自分に近いような気がします。2年前に栗原さんが発達障害をカミングアウトされた時から思っていたのですが、あのテンションの低さが自分にそっくりなんですよねw
栗原さん自身は番組中、自分はADHDと自閉スペクトラムの中間くらいかなぁとおっしゃっていました。
社会に正しく発達障害を認知してもらう事が最優先課題だと思う
番組後半で紹介されていた、障害者枠で働く経理の人の会社みたいに、どの会社でも発達障害への理解が広がればいいなと思いました。
僕は今の会社にはADHDという事はカミングアウトしていません。いわゆる「クローズ(障害を公表せずに就労する事」です。
普段は物忘れをしないためにToDoアプリを使いこなすなど、欠点をカバーする努力は最大限しているのですが、客とのコミュニケーションはどう頑張っても苦手で、たびたびお客さんや営業さんに嫌な顔をされます。
そのような困難さを抱えつつも、やはり偏見が怖くてADHDという事はカミングアウト出来ません。
せめて障害を公表しやすい社会になればいいなと思います。その上で、あの経理の人みたいに働き方を工夫させて貰えたり、周囲のサポートがあれば本当に助かります。
発達障害を認知してもらうために、今回のNHKの番組は本当に良かったと思うし、もっと特集組んでほしいです。
僕も微力ながら、このブログを通じてたくさん発達障害の事を発信して行こうと思います。