先日、今居る会社の別の部署の新人(40歳男)が昼休みから帰って来ずに、そのままバックレました。
入社して2ヶ月くらいだったかなー
どうやらその人の直属の上司との相性が合わなかったみたいです。
その新人は見た目優しそうで、繊細そうな人でした。
一方、上司は会社の中でも気性が荒くちょっと怖い人です。僕は他部署だからその上司とも普通に喋れますが、確かにその人が直属の上司だったら緊張するだろうなーと思う人です。
なのでバックレの件を聞いた時「やっぱりこーなったかー」とちょっと納得しました。
非常識なのは百も承知
僕もバックレの内に入るかは分かりませんが、1週間で退職した経験があります。
今の会社に入る前の所なのですが、その会社は面接で大事な事の隠蔽があったり、上司がパワハラ女だったりで、1週間で精神を病んでしまいました。
その時は本当に鬱になって起き上がるのも困難になって、やっとの思いで人事にメールで退職の意向を送りました。
意向は受理され、2日後に提出していた年金手帳と雇用保険被保険者証が書留で送り返されて終わりました。
給料は支払われませんでした。でももうそんなことはどうでも良いと思うくらい憔悴していました。
言うまでもなくバックレは非常識な行為です。
しかし僕がそうだったように、バックレる人の大半は、非常識な事と分かりつつも、もうそうするしかない程精神的に追い込まれている場合が多いのではないかと思います。
もちろん、バックレなければならない程精神を病む前に、誰かに相談するなり気をつけるべきだと思います。
でも相談しても真剣に相手にしてもらえなかったり、上司が常に威圧的な場合、相談も退職の意向も言いづらくて、バックレるしかなくなるんですよね。
誰のせいでもない?
僕は、社員がバックレたという事実だけで、一概にバックレた人が1番悪いと決めつけるべきではないと思います。
もちろんバックレた人が頭おかしい場合もあるとは思いますが、上司のパワハラや会社のブラック具合があまりにも酷い場合だってあると思うんです。
そして、法律の関係で社員を解雇しにくい日本の雇用制度にも原因があるのではと考えています。
アメリカみたいに、能力不足の社員を簡単に解雇できるような世の中なら、日本みたいに辞めさせるためのパワハラが起こる事は少ないだろうしね。
まとめ
結局、個人レベルで出来る事といえば、
- 精神を病む前に社内の誰かに相談する
- どの会社でもチヤホヤされるくらいにスキルを磨く
くらいですかね。
あとはいい会社に入れるかは運次第だと思いますw人間関係だけは事前に確かめようがないですからね。
バックレはお互いに不幸をもたらすのは事実なので、二度とそんな事せずに済むようにこれから頑張ろうとは思います。
件のバックレた新人も次の職場で頑張って欲しいと思います。