小学生時代

ここから徐々にハードモードになっていきます。

僕はADHDの中の不注意優勢型という種類に分類されるので、授業中歩き回るなどの多動系の症状はなかったのですが、
・忘れ物
・連絡事項を聞きそびれる
はしょっちゅうありました。

その様子に母親が心配して、翌日の準備などをたびたびチェックされていたので、学校で教師に問題児扱いされるといった事はあまりありませんでした。

今となっては、むしろこの頃から問題を表面化させてた方が、ADHDが早期発見されて、若い時から対処出来てたのではないかと、たまに考えます。

もっとも、そーやって親を責めても仕方ないし、過ぎたことはどうしようもないので、今はそれ以上は考えずに、今の自分に出来る事を頑張っています。

勉強はそこそこ出来てました。クラスの中では勉強できる方に分類されてました。中の上くらいですかね。得意・苦手科目は特になかったと記憶しています。

学年が上がるごとに、いじめに悩まされました。

ボーッとしてるから隙があるのと、「からかい」や「ちょっかい」にその都度反応してしまう(スルー出来ない)ので、格好のいじめのターゲットになってしまいました。
また気も弱かったので、すぐナメられました。

からかいやちょっかいに反応してしまうというのは、ADHDの特徴である、情報の取捨選択能力の低さと深く関連してると思います。

例えば、みんなが大事な話をしてるのに、ふと視界に入った虫や、耳に入ってくるBGMに気を取られて、話を聞きそびれる。というように、必要な情報と、必要でない情報を脳で即座に分類させることが、ADHDには困難なのです。

また、「ボーッとしてる」「気が弱い」という特徴も、ADHDによるドーパミン異常が少なからず影響してるような気がします。

小4の時に、今の実家への引っ越しがあって、転校する事になったのですが、そこでも早速ターゲットにされました。
内容は中学時代よりはマシでしたが…

いじめのターゲットにされやすかったとはいえ、友達はそこそこいました。家のマンションの同年代の子と、近くの広場でサッカーや野球をしていました。

また当時ゲームでいうと、スーファミとゲームボーイが全盛期でした。マリカーやドンキーコングとか、アクション系のゲームが好きでした。ドラクエみたいなクリアに長期間を費やすロールプレイングは余り好きじゃなかったです。でもポケモンはハマりました。

小6の後半くらいから思春期に入りました。初恋も小6で、同じクラスの子でした。その子は私立の中学校に行って、告白出来ずに失恋しました。
同時に髪型や服装を気にし始めたり、流行の音楽をチェックし出しました。
また、母親との衝突もこの頃から増えていきました。

こーして振り返ると、端からみたら普通の子供だったんだろーなーと思います。
ただ僕本人は、その年なりにいろいろ困難を抱えてましたね。
今みたいに自分がいじめられる原因を客観的に分析する事も出来ずに、ただ悩んでました。

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